お金持ちは知っている「複利の力」

こんにちは。ケンケンです。

みなさん「複利(ふくり)」ってご存知ですか?

「あ~ぁ、なんか利息が付くやつでしょ?」くらいに思っているアナタ!

あのアインシュタインをして「20世紀最大の発明」と言わしめた「複利の効果」。

きちんと理解しないとこの先の人生どんどん損をしていきますよ?

今日は、お金持ち(小金持ち?)になるために必要な知識「複利の効果」を紹介します。

複利の効果

単利と複利

まず「単利」からご説明します。

単利とは、元金だけに利息が付くこと。

この元金だけというのがポイントで、1年目は元金に利息が付き、2年目も元金に利息が付き、3年目も・・・と続きます。

例を挙げて説明しましょう。

年利5%の単利で100万円を貯金

年数元金(利息が付くお金)利息合計(元金とこれまでの利息)
1年目1,000,000円50,000円1,050,000円
2年目1,000,000円50,000円1,100,000円
3年目1,000,000円50,000円1,150,000円
4年目1,000,000円50,000円1,200,000円
5年目1,000,000円50,000円1,250,000円

表のように、毎年元金である1,000,000円にだけ利息がついていきます。

次に「複利」をご説明します。

複利とは、元金だけでなく利息にも利息がつくこと。

年利5%の複利で100万円を貯金

年数元金利息合計
1年目1,000,000円50,000円1,050,000円
2年目1,050,000円50,250円1,102,500円
3年目1,102,500円55,125円1,157,625円
4年目1,157,625円57,881円1,215,506円
5年目1,215,506円60,775円1,276,281円

1年目は単利と同じです。しかし2年目以降はどうでしょうか?複利の方がわずかではありますが多くなっていますよね?

前年の利息にも利子がつくためこのように年々利息が増えていくのです。

複利の威力

ここまでで、なんとなく「複利の方が少し儲かるんだなぁ~」と感じて頂けたかと思います。

ですが、本当の複利の力はこんなものではありません。

上の例ではたった5年の計算ですのでわずか25,000円程度の差しか出ていませんが、これが30年40年と続くと凄まじいことになるのです。

長期間での単利と複利の違い

複利単利グラフ

簡単なグラフを作成してみました。青線が100万円を単利5%で40年運用した場合、緑線が同じく複利で運用した場合です。

どうでしょうか?もともと100万円だったお金が単利だと300万円になっていますが、なんと複利では700万円以上になるのです。

時間をかけることで複利というものはここまで威力を持つのです。

これが、「20世紀最大の発明」と言われる「複利の効果」です。

そして大事なことがもう1点。

今回は利率を5%で計算していますが、もっと高利率で運用できたとすると複利の曲線はさらに上を向くことになります。

複利の効果は利率の違いでより顕著に

利率の違い

100万円を違う金利で40年運用してみました。

青い線は銀行の預金金利と同じ0.05%で運用した場合。全く増えていません。

緑の線は金利5%で運用した場合。40年後には約700万円になっています。

そして、水色の線は金利8%で運用した場合。40年後にはなんと2000万円を超えるのです!!

たった3%増えただけで圧倒的な差が生まれるのです。これが「複利の威力」なんです!!

わずかな金利の違いでも、年を重ねて複利の効果を重ねていくと圧倒的な差となって現れます。

40年後にこの「複利の威力」を知っても手遅れです。

ですので複利の力を知った今から、自分の将来を考えた資産運用を始めましょう。


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