ここ数年、インターネットを利用した通話サービス「IP電話」の普及が進み、誰でも気軽にIP電話を利用できるようになって来ています。
IP電話は「LINE」や「カカオト－ク」などとは異なり、独自の050から始まる電話番号が取得できるのが特徴。
そのため固定電話や携帯電話から自分の050の番号へ着信することも可能です。
このＩＰ電話をスマホで利用すれば、1台で２個の電話番号が利用することも出来てしまいます。
090から始まる番号はプライベート用、050から始まる番号はビジネス用、などと使い分けることが可能です。
また、このＩＰ電話の最大の特徴が「通話料がとても安い」というもの。
大手キャリアの通話料に比べて半額以下なんていうのは当り前なんです。
今日は、そのIP電話の中から、mineo会員であれば誰でも月額基本料が無料で利用できる「Lala Call」を紹介します。
Lala Callとは
関西電力グループで光接続サービスを展開しているケイ・オプティコムが行っているＩＰ電話サービスです。
数あるＩＰ電話サービスの中で特徴的なのはmineoの利用者は基本使用料無料になるというもの。
一般の方は月額100円の基本料金がかかります。
通話料
携帯電話向け（国内） 1分 18円
固定電話向け（国内） 3分 8円
LaLa Call同士 無料
特定のIP電話向け 無料
KDDI-IP電話向け 無料
Lala Callを使ってみよう
スマホにアプリをインストールし、設定が完了したら早速使ってみましょう。
申し込みからアプリの設定までLala Callの公式サイトにてとても分かりやすく紹介されています。
スマホのアプリを起動する
Lala Callのロゴが現れます。
するとすぐにナンバーディスプレイが出ます。
ここから相手の番号を入力し発信を押すと、050の番号で電話を掛けることが出来ます。
履歴画面。
Lala Callでやり取りをした履歴が表示されます。
090等のスマホの番号の履歴は表示されませんので、完全にプライベート用と分けて使うことが可能。
ＬＩＮＥのような「トーク」機能もあります。
しかし、Lala Call 同士でないと使えないため私は1回も使ったことが有りません。
設定画面からはこのように自分の番号を確認出来ます。
※加工しています。
では実際に電話を掛けてみましょう。
固定電話向けがとてもお得ですので固定電話に掛けてみます。
掛けた先は宅配業者の再配達受付窓口。
時間は2分36秒でした。
再配達の受付が完了し、通話を終了します。
するとこのような画面が。
私は以前auのLTEプランを使用していました。（設定は他社プランにも変更可能）
約3分でauだと120円のところ、なんとLala Callでは８円でした！！
112円も得したことが見てすぐに分かります。
その月に累計でいくら得したかも分かります。
まとめ
mineoをご利用の方であれば是非利用しましょう。
月額使用量が無料になりますので使わない手は無いでしょう。
身近な友人との通話は現在ほとんどLINEで済ませることが出来るので良いとして、各種サービスの問い合わせや固定電話への連絡は驚くほど通話料の節約になります。
また、使わなくなったスマホをご家庭のwi-fiに接続しておいて、Lala Callを設定しておけば宅内用の固定電話として使うことも可能です。
スマホ用のＩＰ電話サービスは他にも050 plusやFUSION IP-Phone SMART、050Call、050 freeなどがあります。
ですがどれも一長一短。
各ＩＰ電話サービスについて簡単にまとめてみます。
050 plus
月額基本料 300円
固定電話向け 3分 8円
携帯電話向け 1分 16円
G-Call
月額基本料 280円
固定電話向け 3分 8円
携帯電話向け 1分 16円
FUSION IP-Phone SMART
月額基本料 0円
固定電話向け 30秒 8円
携帯電話向け 30秒 8円
050Call
月額基本料 条件付き0円
固定電話向け 3分 8円
携帯電話向け 1分 15円
050 free
月額基本料 0円
固定電話向け 3分 8円
携帯電話向け 30秒 5.5円
以上代表的なIP電話サービスになります。
050plus、G-callは会員数が多く通話料も比較的安いのですが月額料金が300円前後かかります。
050call は月の通話料が315円を下回る月は、月額基本料として315円が請求されます。
050freeは月額基本料、通話料ともに最安値ですが、「着信通知が無い」という致命的な問題が有ります。
ですので、月額基本料が100円で、通話料も比較的安く、一番バランスが良いのがLala Callではないでしょうか。
